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キッチンカー開業のすすめ|キッチンカーやボックスカーの製作や購入ならポータブル電源搭載シゲンボックス

キッチンカー開業のススメ

少し前のキッチンカーと言えば、都市部のイベント会場やオフィス街などで、手軽に食べることのできるメニューやランチタイムのお弁当等を移動販売しているケースがほとんどでした。

現在では、キッチンカーの活躍の場が大きく広がりました。「食品衛生関係事業報告(発表:東京都福祉保健局)」によると、東京でフードトラック、いわゆるキッチンカーの営業許可取得件数はここ10年ほど、増加の一途を辿っています。

もちろん東京・埼玉・神奈川など関東圏だけではなく、大阪・名古屋・神戸・福岡をはじめ日本各地でキッチンカーによる営業形態が注目されていると言ってよいでしょう。特に住宅街やスーパーマーケットや駅前など、より日常に密着した場に出店する移動販売車を目にする機会が増えたという方も多いはずです。

食べ物 イメージ 
メニューに関しても、かつてに比べバリエーションが豊かになりました。移動販売の定番である軽食やお弁当だけでなく、有名店を母体とし本格的な内容を提供するキッチンカー、比較的珍しいエスニックな料理を提供するキッチンカーも増加しています。

「手軽に食べられる食事」への需要が高まりを見せている現状、飲食店のテイクアウトサービスの利用者は今後も増えると考えられています。そのため食事のテイクアウトに焦点を絞ったサービスであるキッチンカーは、誰にでも成功のチャンスがあるビジネスの1つです。

ですが開業までの流れを知らないまま何となく準備を進めた場合、無駄な労力や費用がかかりやすくなります。また成功のコツを知らないまま開業した場合、事業が失敗に終わる可能性もあるでしょう。キッチンカービジネスもまた、しっかりとした計画のもと万全の準備をして挑むことで成功率を高めることができます。

ここではキッチンカービジネスを視野に入れている皆様へ向けて、キッチンカーで開業するメリット、キッチンカービジネスに向いている方の特徴、一般的なキッチンカー開業のステップ等をご紹介いたしましょう。

 

1 キッチンカーで開業するメリット

 キッチンカーを使い移動販売形式で行う営業は、固定の場所に店舗を構えて行う営業とは状況が異なります。ここでは固定店舗で飲食店を開業する場合と比べながら、キッチンカーで開業するメリットを見ていきましょう。

◆ 出店場所を変更できる

出店場所

キッチンカーの最大の特徴は、何と言っても「移動販売である」という点。これに尽きるのではないでしょうか。
販売場所を移動できるということは、その都度場所を変えてお店を置くことができるということでもあります。大きなイベントが行われる会場、ランチタイムに賑わうエリアなど、集客が見込める場所・集客が見込める日時を狙って出店することで、収益アップを見込める可能性があります。

商売するアイテムを変えることで売り上げ向上への工夫をしていくことができます。キッチンカーなら場所やターゲットに合わせて用意する商品ラインナップを調整することもできるでしょう。「1日のうち昼夜でメニューを変更する」「天候や開催イベントなどの状況に応じて提供する商品を変える」というように柔軟な動きも比較的可能なことから、無限の可能性を秘めていると言えます。以前の場所ではあまり向かなかった商品も、別の場所では必要とされているかもしれません。出店場所を変え様々なケースを経験していくことで、次へと繋げるために場数を踏んだり、データを集めたりしやすいというのもメリットです。

ですがどんな場所にでも自由に出店できるわけではありません。出店するためには固定店舗のサイトはまた違った様々な許可を得たり、事前申請を行ったりする必要があります。場所によっては知り合い伝手の紹介でないと出店を断られてしまったり、既に先約が有って出店を許可してもらえなかったりするケースもあるでしょう。イベント併設のスペースに期間限定出店する場合、急なイベント中止・天候の影響で売り上げが全く見込めなくなるどころか、用意した食材が無駄になってしまう可能性もあります。

ユーザーが受ける印象というのも固定店舗とキッチンカーでは異なる傾向にあります。固定店舗の場合はそこにお店が常時存在しているということ自体が信頼感に繋がりますが、移動販売形態であるキッチンカーの場合はなかなかそうもいきません。中には「メニューは美味しそうなんだけど、ちょっと様子を見ようかな?」と考えるお客様もいらっしゃるのだとか。出店場所を変更できるのはキッチンカーならではのメリットではありますが、状況によってはデメリットにもなりうるのです。

 

◆ 軌道修正しやすい
 
実際にお店を構える固定店舗での営業の場合、1度お店を開いた後で軌道修正を行うのが厳しいことが多いです。取り扱うメニューを大きく変える場合は厨房機器を大掛かりに入れ替えることになるかもしれません。看板をはじめとする外装、飲食スペースの雰囲気を変えるべく椅子やテーブルなどの内装を変えたりする必要も出てくる可能性もあるでしょう。さらに引っ越して営業する場合は、新たに別店舗を契約したり改装したりなどの開店準備を進める必要があり、費用も手間も決して安くはありません。

軌道修正イメージ

対してキッチンカーの場合はそもそもの設備がコンパクトですから、方向を変える場合に行うべき作業も、購入すべき物も少なく済む傾向にあります。そのため軌道修正用の投資も少額で済みやすくなります。この特性を活かし、設備を流用しつつ、日替わりで店名を変えて全く毛色の違うメニューを提供するという営業形態も夢ではありません。

また軌道修正が容易な分、早い段階で流行に乗ることだって固定店舗に比べればハードルが低いでしょう。ブームというのは瞬間的であることが多いです。いざ流行に乗ろうと準備をしても、準備に時間がかかり過ぎては旬を逃してしまいます。キッチンカーであれば工夫次第でフットワークが軽くなりますから、流行に合わせてメニューを調整するのも難しくないはずです。
 

◆ 少人数で始めることができる
 
キッチンカービジネスは、営業形態を調整し人的コストを調整すれば最少1人で始めることができるという点も魅力です。
キッチンカーは少人数
キッチンカーはほとんどの移動販売がテイクアウトの形式をとるという、いわば「持ち帰りが前提」の業種ですから、座席に座って料理を食べてもらうケースはそう多くありません。一般的な固定店舗の飲食店のようにホールを担当する人員は必要ありません。テイクアウトなら使い捨ての容器を使用し料理を提供する形のため、お客様が食べた後の食器洗いもいりません。

通常の固定店舗だとよっぽどの小型店でもない限り数名は人員が必要になると考えられることをふまえると、移動販売・テイクアウト専門販売のコストパフォーマンスの良さを感じ取りやすいのではないかと思います。
 

◆開業資金やランニングコストを抑えられる
 
固定店舗の飲食店を開業する時は資金がいくらかかるかご存知でしょうか。個人で開く小規模店の場合でも、一般的には数百万ほど。大掛かりになればゆうに一千万を超えることもありえます。物件取得や店舗投資に関する費用に特にお金がかかるのです。

開業資金・コストイメージ

対してキッチンカーの場合、工夫次第で数十万円から数百万円で開業することができることが多いです。幅はありますが車を手に入れ、各種免許取得や申請が完了すれば商売が始められます。そのため固定店舗と比べ、初期費用をかなり抑えることができる傾向にあります。キッチンカーで開業するに至った理由として、「本当は実店舗で開業がしたかったけれど資金が足りず、まずは移動販売から始めることを検討した」という方が多く見受けられるのも納得でしょう。ランニングコストも同様で、一般にはキッチンカーのほうが安く済むことが多いと言えます。

ですが必ずしもキッチンカーのほうが少ない費用で開業できるとは限りません。固定店舗であっても、出店場所や店舗規模や営業形態などを工夫すれば開業費用・ランニングコストが少額で済む場合も存在します。またキッチンカーの場合、基本は設備がコンパクトになる分だけ、できることに限りがあります。開業を考えている業種やサービス内容、客層など様々な要素をふまえて営業形態を決定することをおすすめします。

  
◆撤退時のコストを軽減しやすい
 
開業する前から撤退時の話をするのは気が進まないという方もいらっしゃることでしょう。ですが日本では毎年、多くの飲食店が開店しています。そして同時に多くの飲食店が閉店を決めています。2015年に飲食店.COMが行った調査によれば、テイクアウト形式の飲食店の場合、開店1年以内に約25%が閉店、3年以内に約65%が閉店、6年経てば80%が閉店するという結果だったとのこと。そのため開業時する段階で「もし撤退する場合はどうするか」ということをしっかり考えておくことで、何かあった時のリスクを避けることができます。

撤退の理由としては売上だけではありません。これは飲食業をはじめとする様々なビジネスに限ったことではないのですが、新しいことをはじめる場合、やってみないと見えない部分というのが数多くあるでしょう。また経営自体は順調であっても諸事情で廃業せざるを得ないケースもあるはずです。

固定店舗の飲食店の場合、撤退時には各種機材の撤去をはじめ追加の費用が多く発生しやすいです。機材等をそのままにした「居ぬき物件」という扱いにできれば撤去費用が安く済む場合もありますが、納得できる金額での取引はごく稀であると考えたほうがよいでしょう。さらに物件自体も賃貸物件であれば初期状態へ戻して返却して終わりですから、費用は出ていくばかりというのが普通ではないでしょうか。

対してキッチンカーの場合、設備がコンパクトな傾向にあるため、廃棄や撤去にかかる費用が安く済みます。また車は多くのオーナーが購入という形で所持していることが多いため、それなりの価格で買取ってくれる業者も探しやすいのではないでしょうか。


2 キッチンカー開業はこんな人におすすめ

自由な営業スタイルである分、自分に全ての決定権があるので自己管理が求められる仕事ではあると思います。しかし、キッチンカーをやりたい!と強く思っている人であれば誰にでも成功のチャンスはあります。
ここでは、その中でも特におすすめしたい人の特徴を挙げてみました。

 
◆初めて開業したいと考えている方
 

初めての開業

移動販売は車1台で始めることができます。固定店舗に比べれば手続きは比較的簡単であるとは言え、その中には販売(お店で売り上げを出す)、営業(出店希望先に自分の店を売り込む)などビジネスを構成する要素がたくさん詰まっています。移動販売形式であるキッチンカーはこれらを少人数で経験していくスタイルが基本です。企業であれば分担するものですが、ひとりで担うことであなたのスキルアップを目指すことができるでしょう。

はじめはとても大変なことだとは思いますが、やりがいのある仕事です。そしてキッチンカービジネスを通じ学ぶことで、自身のスキルアップや人脈に繋げることもできるはずです。

 

◆いずれは固定店舗での開業を視野に入れている方
 

固定店舗の夢

「お店を立ち上げたいけれど、資金が足りない」「飲食だけで稼げなかったらどうしよう」という悩みを持っている方も少なくないでしょう。そういった悩みが要因で、自分が発揮したいことを抑えてしまってはもったいない気がします。

キッチンカーは車1台ではじめられる上、業態転換や撤退のハードルも固定店舗よりかなり低めです。実店舗経営の前に経験を積む場と考えてチャレンジしてみるといいかもしれません。

またキッチンカーの魅力は、お客様との距離が近いことにもあります。個人で開業する場合、注文を受けるところから商品をお渡しするまで全ての対応を一人で行うことになります。キッチンカーで常連客やファンを獲得しておくことで、実際に固定店舗を持った時に来店してくれるリピーターを獲得できる可能性があるというのもメリットです。

 

◆自分が作ったもので誰かを喜ばせたい方
 
キッチンカーでのテイクアウト販売で得られるのは、収益だけではありません。自分で考えて提供したもので人を喜ばせることもできるのです。

人を喜ばせる

この点は実店舗においても同様でしょう。ですがキッチンカーは基本的に1人もしくは少人数で調理から提供までの全工程を行うこともあり、固定店舗での提供時に比べ、よりお客様の反応を感じやすい傾向にあります。

時には出店した先で「おいしかったよ」「ありがとう」などと声をかけていただける、そんな喜びを多く感じることのできる仕事でもあります。また自分の作った料理を食べるお客様の顔を実際に目にすることで、モチベーションも上がりやすくなるでしょう。キッチンカーでの販売はお客様と、より身近な立場でいることができます。
 
 
◆コミュニケーションが得意な方
 
キッチンカーは様々な場所へ移動し販売するのが基本です。そのため各地にいらっしゃる新規のお客様と仲良くなったり笑顔で話したりすることが重要になります。コミュニケーション能力に自信のある方はぴったりと言えるでしょう。

また長く商売を続けていれば、定期的に出店する場所もできてくるかもしれません。コミュニケーションが得意であれば、リピーターも獲得しやすいのではないでしょうか。
 
コミュニケーション
 
 
◆流行や売れ筋に敏感な方
 
キッチンカーは全体的に設備がコンパクトで方向転換をしやすいビジネスだからこそ、一般的な固定店舗に比べ、その時その時によって提供する料理を変更しやすい傾向にあります。

ですが提供メニューは何でもOKというわけではありません。状況によって収益を出しやすい商品は異なってきます。中でもその時に流行っているメニューというのは一定の需要を生み出しやすいです。流行や売れ筋を分析し、それを提供メニューに組み込めるならば、より収益に繋がりやすくなるかもしれません。

売れ筋、流行
 
 

3 キッチンカー開業までの一般的な流れ

ここからは、一般的な方法でキッチンカーを開業する際の流れについて見ていきましょう。
 

3-1 計画を立てる

まずは出店にあたり計画を立てていきましょう。どんなビジネスを展開する場合でも、まずは計画を立てることになります。計画段階で入念に調べ、具体的に方向性を決定しておくことで、無駄な出費や手間を大きく抑えることができるはずです。
 

1. 活かせる経験を考える
 
キッチンカーでの移動販売においては様々な能力が必要となります。料理を作って売るまでを少人数でこなしていくからこそ、個人の経験を活かしやすい面もあるでしょう。ぜひ知識や経験を役立ててください。

まずは料理。美味しい料理というのはキッチンカーでは何よりも強力な武器になります。

例えばデザインの勉強をしている方であれば、自分で看板やフライヤーをデザインしてみてはいかがでしょうか。車や内装をアレンジし独自のカラーを創り出すことも可能です。

また営業を頑張ってきた人であれば、出店場所の獲得に大きく有利になるでしょう。お客様との直接的なコミュニケーションにおいても強みになりますね。

やりたいこととできること、両方を最大限に活かして最高の移動販売を作り上げてみてはいかがでしょうか。
 

2. 出店スタイルを決める
  
キッチンカーでの移動販売には色々なスタイルの出店方法があります。特定の出店スタイルにこだわり過ぎず、複数のスタイルを組み合わせることも可能です。ここでは主な3パターンを紹介しましょう。

◆イベント出店
期間限定で行われるイベントに赴く形の出店です。時期によって出店するイベントを決め交渉しましょう。イベントに集まる多くのお客様をターゲットに売り上げを伸ばすので、インパクトやスピードが求められます。もちろんある程度は丁寧な接客も大切ですが、短時間で多くのお客様へと商品を販売することに重点が置かれることも多いです。とにかく多くの商品を売りたい場合に向いているかもしれません。ただしイベントの開催状況により左右されることから、必ずしも安定した売り上げが期待できるわけではありません。

◆通常出店
特定の曜日に決まった場所へ出店するスタイルです。継続的に売り上げを伸ばせるように営業場所やお客様と密接にコミュニケーションを取りながら展開していきます。定期的に同じ場所へ出店することで、不特定多数の相手が基本となるイベント出店などとは違い、固定客の獲得も期待できます。何よりも「また食べたい」と思わせる美味しい料理を作ること、お客様との関係性を増やしてリピーターを増やすことが繁盛させる秘訣です。

◆買い取り出店(ケータリング)
事前に必要な量の商品を買い取ってもらい、現場で来店した方に料理を配る方法です。食材のロスが最低限ですみ、売り上げの保証ができることが出店者には嬉しい点です。具体的なイメージは、展示などを屋外で開催しているクライアントが来店者への特典として販売するなどがあります。ただしまとめて買い取ってもらう形のため、ある程度顧客がついている状況でないと厳しいです。最初からこのスタイルを選ぶのは難しいかもしれません。
 

3. 扱うメニューを考える
  
料理は本当に幅が広いので、キッチンカーでどんなメニューを売るかでぐんと個性が出てきます。今回は大まかに分けて特徴を説明していきます。

◆軽食・デザート系
例えばクレープや焼き鳥など、小腹が減った時に食べたくなるような商品です。カフェの移動販売もこのグループに入ります。出店する日時や場所にもよりますが、朝から夜まで安定して販売を見込みやすいのではないでしょうか。

◆ランチ系
例えばスパゲッティやカレー、丼物などがこのグループに入ります。それなりにボリュームがあり、ランチの時間に販売数が上がる商品です。販売時間はお昼前から14時前後までがメインとなります。出店場所は昼時にたくさんの社会人が一斉に買いに来ることができるオフィス街が主力でしたが、テイクアウト需要の増加によって変化しつつあるようです。

◆その他
ひと昔前のキッチンカーと言えば軽食やランチ向けの弁当などが主力でしたが、最近はそれだけではありません。「え、こんなものがキッチンカーで?」と驚くような本格的な料理やドリンクを提供するお店も増えています。既存の概念にとらわれず、自由な発想のメニューの提供を目指すのもよいでしょう。ただしメニューによっては営業許可をとるのが厳しい場合もあるため、心配な場合は確認をとってみるのがよいでしょう。
 

4. 収支計画を考える
  
移動販売は取り扱うメニューと季節により売り上げに差が出てしまう場合が多いです。そのため一年を通して、どういう配分で収益を得るか考えていく必要があります。

理想は「売り上げの半分を収益として残すことができる収支計画をたてること」です。
通常出店を例に出して考えてみましょう。

原材料費30%
出店料15%
その他5%

一般にはこの数値を目安に経営をするといいと言われています。しかしあくまで目安です。より美味しい料理を作るために原材料費を増やす必要があるかもしれません。イベント出店を主軸に置いているならば、出店料にもっと経費を振り分けたいでしょう。自分の販売方法に合った経費の使い方を模索してみて下さい。

経費を考える上では「出店料が売上に対して適正価格であるか」ということも気にかけておきたいです。長く続けていく場合、お店を出店し続ける事ができるかということに大きく影響を与えることになるでしょう。バランスのとれた構造を作っていくことが、移動販売を継続する鍵になるかもしれません。

特に開業直後はなかなか収益を上げることは難しいかもしれません。始めたばかりの方は、まずは稼働日数を増やすことを第一に考えてみてください。キッチンカーでは出店場所の確保が最初の難関です。出店場所を確保し稼働できる日数を増やしていくことが、売上を上げるための最初の一歩です。

移動販売はオープン直後に稼ぎを出せる商売ではありません。焦らず、三か月から半年ほどの長期計画をたて、目標を達成していくことが大切です。また、営業をしていくなかで理想の商売像が見えてきたならば、お客様のニーズや、販売場所はどこが向いているのかを選択していくことも、長く続けていく秘訣になるでしょう。


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3-2 開業資金を確保する

ビジネスを始めるためには資金が必要です。手持ちの費用だけではまかなえない場合、借りるという選択肢も視野に入れることになるでしょう。ここでは開業資金としてどんな費用が必要なのかを見ていきましょう。

◆キッチンカー購入費用
どんな車を選ぶか。内装をどこまで作りこむか。塗装はどうするか。手をかければかけるほど自分の思い描くものに近づきます。しかし理想を実現するにはお金がかかります。いい塩梅をとることができるような購入手段を選びましょう。購入以外にも、レンタル・リースなどでキッチンカーを使用することができます。

◆設備・調理器具購入費用
通常の飲食店と同様に、料理を作るのに必須なお鍋などの調理器具、冷凍・冷蔵庫やコンロなどの設備が必要です。それに加えて移動販売では発電機も必要になる場合もあります。車内は実店舗に比べて狭いので、選りすぐりの器具を使う必要があるかもしれません。長く使っていくものなので妥協せず使いやすいものを選ぶためには、それなりに資金が必要です。

◆資格・許可・保険にかかる費用
誰もが必ず必要な資格や受けるべき講習がいくつかあり、そのためには費用がかかります。これは都道府県及び各自治体によって異なりますので事前に調べてみてください。

◆運用資金
以下に必要な運用資金の例をあげます。営業形態によって違いますが、大まかに分けて上げてみるだけでも、様々な費用がかかることが分かるでしょう。

資金計画

MEMO:キッチンカービジネスに必要な運用資金の例

キッチンカーで開業した場合、日々飲食経営を営むには何に費用がかかっているのか。それを知った上で計画を立てておくことで、不測の事態を防ぎやすくなります。特にキッチンカーの場合、売り上げをその日に持って帰ることができる出店場所(現金物件)だけでなく、一度出店先に納めなければならない出店場所(口座物件)が存在します。口座物件の場合、あなたの口座に売り上げが入金されるのは数か月後になるでしょう。その他、不測の事態にそなえるそれまでに資金が尽きてしまうことがあるので余裕をもって用意したいところです。

●食材仕入れ費
開業時点で3か月分の仕入れ代を持っておくことが望ましいと言われています。

●出店料
これは出店場所によって異なるので確認しておきましょう。歩合制をとっている場所と一日ずつの固定制をとっている場所が多いです。どちらの場合も、売り上げのうちの15%の出店料が適正価格だと言われています。

●ガス・電気代
選んだ熱源や提供する料理の量によって、消費量は大きく変わってきます。

●車の維持費
キッチンカー自体にも様々な維持費用がかかります。最低でも車検代と自動車保険代はきちんと確保しておきましょう。さらに必要になるのは、駐車場代とメンテナンス代です。商売の要ですから、定期的なメンテナンスを心がけるといいかもしれませんね。

●人件費
1人でやる場合はかかりませんが、複数人で営業していくとなると計画にいれることが重要になってきます。自分が行っている営業の大きさを考慮したならば、手助けを求めることが大切かもしれません。

●営業販売促進費
移動販売は個人で営業をかける必要があります。開業時は特に、人に知って貰うことが大切です。そのためにも営業するための資料、販売を促すチラシや看板などの作成に費用がかかります。




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3-3 キッチンカーを入手する

キッチンカーは様々な方法で手に入れることができます。新車や中古車を購入するだけでなく、手持ちの車によっては自分好みの色や形での製作を依頼することも可能です。ここでは様々な入手方法と種類を見ていきましょう。
 

1. キッチンカーの入手方法
  
ポイントは「キッチンカー入手にかけられる予算はいくらぐらいか」そして「思い描くキッチンカーを手に入れることができるか」などを考えること。安ければよいというものではありません。これから展開する業態にぴったりのキッチンカーを納得できる予算で入手できれば、ビジネスの成功に繋がりやすくなるのではないでしょうか。

同じ入手方法であっても、かかる費用やお願いできる内容が業者によって異なります。十分に情報を集めてから選ぶことをおすすめします。また業者側と依頼者側とで完成形のイメージが異なっていると望むキッチンカーとかけ離れたものが完成する可能性もあるでしょう。トラブルを防ぐためにも、事前のイメージのすり合わせや契約内容の確認を丁寧に行うことが大切です。

なおキッチンカーというのは1度制作した後も、業態の変化などによって追加のカスタマイズやリニューアルが必要になってくる可能性があります。業者に製作を依頼する場合、開業後もさらなるキッチンカーの改造について相談する可能性があるため、将来も考慮して依頼する業者を選ぶとよいでしょう。車の品質はもちろんのこと、自分が業者の雰囲気と合うかどうか、希望を伝えたり相談したりしやすいかどうかも重要になってきます。

◆ベース車の購入からカスタマイズまでを一括で依頼する
ベース車(原車)の購入からカスタマイズまで、全て業者に依頼するという方法があります。

一括依頼は最初から最後まで業者が行うことから、クオリティーを保証しやすいところが最も大きなメリットです。全てをお任せできるわけですから、依頼者側の手間は基本そこまでかかりません。

ただしお願いする作業が増えるぶん、費用はそれなりに必要となるでしょう。

◆手持ちの車のカスタマイズのみを依頼する
ベース車は自分で購入し、カスタマイズのみを依頼するという方法があります。もしくは既にキッチンカー向きの車を所持している場合、手持ちの車のカスタマイズを依頼することも可能です。

一括依頼に比べるとお願いする作業が少ないぶん、製作業者に払う費用が安く済む傾向にあります。ただし車は別途自身で調達するわけですから、総額でどれぐらい変わるかは実際の金額を見積もって比べてみるのがよいでしょう。

なお全ての業者が持ち込みに対応できるわけではありません。車の持ち込みを受け付けている業者と、ベース車購入も含めた一括依頼のみを受け付けている業者の両方が存在するので、受け付けてもらえるかどうかは事前に確認しましょう。

◆自分でカスタマイズする
車の買い付けからキッチンカー製作まで自分ひとりで行うという方法があります。または手持ちの車を改造してキッチンカーを作ることも可能です。

最大のメリットは業者に費用を抑えやすいところ。そして1から10まで自分で行うわけですから、思い通りのキッチンカーを作りやすいというところにあるでしょう。

ただしキッチンカーへのカスタマイズはかなり大掛かりな作業です。自分で全て行う場合は非常に手間がかかりますし、工具類も全て調達する必要があります。また中途半端な強度で作った場合、営業中に破損したり、何らかの事故に繋がったりする可能性も否めません。特にDIY経験があまり無い方にはおすすめしにくい方法です。例えば『BOX部分の大枠の作成』など自分で行うのが大変そうな部分だけでも業者に依頼し、自分では細かいカスタマイズのみを行うというのも良いかもしれません。

◆中古車を購入する
以前誰かが使っていた、完成した状態のキッチンカーを買うのも1つの手です。

一番の利点は、早くキッチンカーを手に入れることができること。自分の理想通りのものではないかもしれませんが、普通に開業するには十分な状態であることが多いです。元々設備が揃っていれば、新たに買い足すものが少なくて済むかもしれません。

ただし中古車というのは車によって状況が異なっています。中にはとても使い込まれているもの、一般的なキッチンカーとは異なる独自の営業形態で使われていたものもあるでしょう。中古でキッチンカーを買う場合は、車の消耗状態・付属設備などをしっかりと見定めてから購入を決めてください。

◆完成品をレンタル or リースする
キッチンカーのレンタル/リースサービスを利用するという方法があります。

特にキッチンカービジネスを初めて行う場合、いきなり自身で購入するのが不安ならば、まずは期間限定でレンタルして色々試してみるのもよいかもしれません。レンタルであれば借りるごとに違う車種を試すこともできるでしょう。購入する場合に比べ初期費用が安く済むこともメリットです。ただしレンタルの場合、購入する場合に比べて期間あたりの費用が高くなる傾向にあります。長期間ビジネスを展開するには向きません。

レンタルと購入の中間ぐらいにあたるサービスとしてリースがあります。リースは数年単位の長期契約が基本ですが、単発レンタルに比べれば安くなる傾向にあります。業者によってプランが違うので、状況に応じて最適なサービスを選ぶとよいでしょう。

MEMO:キッチンカー製作・購入のチェックポイント例

キッチンカーは固定の店舗ではないからこそ製作・購入の際に対処しておくべきことが多くあります。ここではチェックポイントをいくつかご紹介しましょう。なおここで紹介しているのはあくまで一例です。状況によって考えるべきポイントは他にも多くあるでしょう。

●最低限、保健所の営業許可に対応できるだけの設備があるか
キッチンカーで飲食物を販売するには、地域に対応する保健所の営業許可が必要です。必要な設備をはじめ許可の基準は地域差があるため、事前に対応する地域での許可についてしっかり調べておきましょう。

●調理・販売の動線を確保できているか
設備が充実しているからといって良いキッチンカーとは限りません。設備が多ければそのぶんスペースを圧迫します。キッチンカーの車内は決して広くないため、むしろ最低限の設備だけしか揃っていないほうが動線を確保しやすいケースもあります。事前に動きや必要な作業をイメージしてから設備を決定しましょう。

●食材を安全に保管できるか
夏は特に、食材の管理を考えなければいけません。冷蔵庫をはじめ食材を保管する設備が必要です。保健所の基準を満たしているからといってあぐらをかかず、管理には十分に気を配りましょう。

●電源をどうするか
冷蔵庫をはじめキッチンカーの設備を動かすには電源を確保する必要があります。出店場所によっては、所定の費用を払えば現地の電源を借りられるケースもあるでしょう。ですが場所によっては電源のレンタルが難しいケースもあるでしょう。出店場所・営業形態によってはポータブル電源の設置を視野に入れるのが無難です。

●風への対処をどうするか
キッチンカーは基本屋外での調理・販売を行いますから、室内での営業時以上に風への対策が重要です。調理中にもし強風で調理器具などが飛んでしまえば大惨事になりかねません。強風対策をほどこした車を作りましょう。また宣伝用の看板や旗などの外装が飛ばされてしまう場合もあります。設置状況によっては風が強い日は看板を出さないというのも選択肢です。看板は大切な宣伝ツールですから、合わせて「看板を設置しない場合はどうするか」を決めておくと、いざという時に慌てずに済みます。

●気候に対応できるか
基本は屋外での販売になることから気候に左右されやすいです。「夏は暑く、冬は寒い」という当たり前のことに注意しなければいけません。販売出店する季節と時間に合わせて対策を考えましょう。例えば夏であれば炎天下時の車内の温度は上がります。販売者自身の熱中症対策も必要です。

 

3. キッチンカーの種類
  

キッチンカーとひとくちに言っても、実は様々な種類が存在します。それぞれに向き不向きがあることから、あなたが選んだ出店方法と商品によって選ぶべき車種が違ってくるのです。

車というのは決して安い買い物ではありませんから、1度購入したあとに「気に入らなかったから」とすぐ買い替えるのは難しいでしょう。購入前に情報を収集することで、失敗するリスクを下げたいところですね。

◆軽バンタイプ
軽バンはワンボックスカーの一種で、箱状の軽貨物車となっています。軽バンタイプのキッチンカーのメリットは、何と言っても比較的低価格で買ったり改装したりできる手軽さです。また小回りが利くため、細い路地の多い場所には向いているかもしれません。

ただし小さいことによるデメリットも数多いです。何と言ってもスペースが狭く、提供メニューや車内に入れるスタッフの数が限られてしまうのは難点です。軽バンタイプは提供したいメニューによってはそもそもの選択肢に入れられなくなってしまいます。またキッチンカービジネスを大きく展開したい方にも不向きです。

◆BOX搭載タイプ
軽トラックや1トントラックなどのベースとなる車の荷台に、調理スペースとなるBOXを載せたタイプのキッチンカーです。大きさはベースとなる車や搭載するBOXにより異なります。

メリットはボックスのアイテムを選ぶことで様々な商品に対応することができるところです。一般的にキッチンカーと言えばこのタイプを指すことが多いと言えるでしょう。BOX搭載タイプのキッチンカーであれば提供可能メニューの自由度も割と高いです。ベースに大型車を選べば車内に広いスペースをとることができるので、本格的な調理器具を持ち込むことが可能な他、メニュー次第ではある程度の量の調理もこなすことができるでしょう。

自動車部分とBOX部分が分かれていることから、カスタムにより理想の移動販売車を実現しやすいこと、仮にどちらかが傷んだとしても対応しやすいのもメリットです。ベース車として軽トラックを選べば車両のメンテナンス・維持にかかる費用も安く済む傾向にあります。ただし安いとは言っても、軽バンタイプに比べれば製作・購入・維持費用はそれなりに高くなるでしょう。

◆牽引車タイプ
いわゆるカーゴトレーラーと呼ばれるタイプで、別車両で牽引する形で動かします。牽引する車両と調理販売スペース部分とが完全に独立していることから、営業時間外は車両を別の目的で利用しやすいこと、状況に応じて販売地点に調理販売スペースだけを切り離す形で設置できることなどがメリットでしょう。

ただし牽引を行うには、牽引登録を行った車両を別途用意しなければなりません。またこのタイプの製作費用はかなり高めです。移動時に2台連なった状態になり小回りが利かないため、細い道を通るのが難しいこともデメリットです。
 

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3-4 各種資格や許可を取得する

  
キッチンカーで飲食物を売るとなると敷居が低いイメージがあるかもしれませんが、これも立派な飲食営業になります。よって様々な許可をとる必要があり、おろそかにはできない部分です。

以下に挙げるのは必要な資格や許可の例です。営業形態や地域によって異なるため、当てはまるものを十分に確認し、抜けの無いよう準備を進めてください。

◆食品衛生責任者の資格を取得
食品販売をするにあたって必要な資格です。資格を取るためには、各都道府県、自治体で講習を受講することが必要です。食品衛生責任者の資格は、講習を受けた全員が取得することが出来ます。受講料、有効期限は場所によって異なるので調べてみましょう。

この資格は開業を決めた時点で申し込むのがおすすめです。そうすれば開業に合わせスムーズに取得することができるのではないでしょうか。

◆営業許可証の交付
こちらは各種設備やキッチンカー購入前の早い段階で保健所に相談しましょう。許可をもらうためには設備面などの基準をクリアしなくてはならないため、事前に状況を把握しておくことで余計な費用や手間がかかるのを防ぎやすくなります。

こちらも自治体ごとに基準が違うので気を付けてください。
 

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3-5 出店場所を確保する

  
諸々の準備が出店場所をどう決めていくかを考えましょう。せっかくおいしい料理があってもニーズに合っていなければ販売するのは困難です。情報を集め、自分にあった出店場所を探していきましょう。

MEMO:出店場所の確保方法例
営業場所はお金を払えばすぐに許可をもらえる所ばかりではありません。特にキッチンカーの出店場所は、1カ所確保しても将来ずっと同じ場所で開業する人は一握りです。営業活動は開業後も続いていきます。ここでは確保方法の例をピックアップしました。

●自分で営業をする
自分で営業をかけて確保するのは、出店場所を決めていく方法の中でもかなり難しい部類になります。しかし個人で全てを決めることができるのが移動販売の醍醐味です。営業を成功へと紐づけるために一番必要なのは、車と商品です。2つの魅力を存分にプレゼンしましょう。すぐに決まる場合もあれば、なかなか許可をもらえない場合もあります。まずは色々な場所に営業をかけてみましょう。

●紹介業者への登録
移動販売業界には出店場所を紹介してくれる業者があります。最初は仲介業者に頼むのが無難かもしれません。業者によって「イベント販売に強い」「商業施設に強い」など個性があるため、自分の販売に合った業者を選んでいいお付き合いをしましょう。

●人との関係から
移動販売業界でもコミュニケーションは大切です。人との繋がりを大切にしていきましょう。人のご縁を大切にしていれば、同業者から営業先を紹介されたり、お客様から依頼を受けたりすることもあるかもしれません。良い商売をこころがけ、関係を築いていくことを大切にしていきましょう。


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3-6 キッチンカーに必要な設備

 
調理営業を行うキッチンカーは、さまざまな設備を備えている必要があります。調理加工に使う厨房機器だけではなく、食品衛生上で定められた設備や耐久性があること、かつそれらは安全に使用できる設備であることが求められます。

キッチンカーで営業を行うには、まず所管する保健所に営業許可申請を行います。あらかじめ定められた施設基準に合致した施設をつくることが重要になります。営業許可の有効範囲は各地域での基準を事前に確認しましょう。保健所の設計図などを持参して、事前に相談すると安心です。営業開始後も、基準通りに維持管理されているか、つねに点検しなければなりません。

キッチンカーとして使う車両についても保健所のチェックが必要です。販売する商品の種類や調理販売のスタイルによって、車両内に設置すべき什器が決められています。また営業スタイル別に必要な条件も違うため、車両の購入または改造前に、まずは開業相談に行くことが重要です。

開業前は何かと忙しいものですが、保健所への相談は、オーナーがすべきことリストのなかでも優先順位が高いことを忘れてはいけません。キッチンカー営業に関する参考資料や規定の詳しい情報など、保健所でもらえますので積極的に活用しましょう。

保健所では営業希望エリアの具体的な事例をいくつか参考にしながら相談に乗ってもらいましょう。保健所に相談して必要な手続きの流れを理解したら、いよいよ申請です。指定された申請書類を記入・提出したあとは車両設備を検査確認してもらいましょう。このような大きな流れを進めて問題なければ、営業許可証が交付されることとなります。

食品の扱いにも注意が必要です。衛生的な食べ物を提供できるよう、営業時はどのように食品を扱うかをシミュレーションすることで、必要な設備を洗い出せるはずです。

しっかりと計画を立て、安全かつ衛生的な営業を行えるようにしていきましょう。

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3-7 キッチンカーのメニューの決め方

 
キッチンカーの人気メニューと言えば、サンドイッチ、ラーメン、カレー、オムライス、スープなど、実にさまざまな料理があげられますね。

開業前のメニューの決め方にはいくつかポイントがあります。移動販売におけるメニュー構成の基本は「主商品」と「副商品」の大きく2つといたってシンプルです。これには理由があります。

キッチンカーはファミリーレストランではありません。あれもこれもとたくさんの商品をそろえる必要はないのです。設備や食材の調達・保管に関するコストを考える上でも、ある程度メニューを絞った方が成功しやすいでしょう。メニューの種類を豊富に揃えるより、まずはお店の顔となる「主商品」を何にするかを熟考することが重要なのです。

「主商品」はキッチンカー営業の売上の大部分を占めることになります。なるべく大勢の顧客ターゲットから好かれる商品であることが望まれます。実際に売り上げが好調なキッチンカーには人気商品といわれる「主商品」があります。人気商品は売り切れになる場合が多いため、次の候補として選んでもらえるような第2の主商品メニューも用意しておきましょう。そうすることでお客さまにとっても選ぶ楽しみが増えます。主商品の総メニュー数は人気商品を含めて3〜5品前後もあれば十分です。調理の工程やコスト面もふまえつつ、厳選してより自信のあるものに決めましょう。

続いて「副商品」とは、メイン商品の売れ行きをサポートする商品です。単価が比較的低く売り上げ全体の比率は大きくはないことが多いです。とはいえメイン商品を引き立たせる効果のある商品がよいでしょう。たとえばドリンクやデザート類など、一緒に買えたら便利というようなサブ的商品です。状況によっては無理にメニューに置かなくてもよいかもしれません。

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3-8 キッチンカー開店前の事前練習とシミュレーション

 
キッチンカーは基本的に少人数での営業です。そのため開店して実際に営業が始まると、接客や調理・事務作業など、1人がこなさなければならない作業の種類が多くなってくるでしょう。

本番で焦ると失敗に繋がりやすくなります。それを防ぐためにも開店前の練習が不可欠です。事前準備を整えて、余裕をもってお客様をお迎えしましょう。

キッチンカーの仕事は、お店の営業前から始まっています。特に、仕入れと仕込みは開店前に終わらせておくほうが慌てずにすむことが多いです。開店後に営業をスムーズに行うためにも「仕込みを忘れていないか」「商品・材料の抜けはないか」「容器や包装紙の在庫は十分か」などをチェックしておきましょう。

またキッチンカーがオープンしてしまえば、開店、営業、閉店、仕入、仕込み……という一連の作業が、毎日続くことになります。「いつ、どこで、誰が仕入れて、誰が仕込みをするのか」「スケジュールに無理はないか」ということを、もう一度、一日の流れを検証してみましょう。

移動時間や道路状況、渋滞の有無なども事前に調べておく必要があります。特にキッチンカーは販売のリズムを作って、仕入れや仕込みの時間を確保していくことが大切となります。営業開始後に本番でミスをしたり、仕込みの不備で調理に時間がかかり過ぎたりしまうと、お客様に迷惑をかけてしまうだけでなく、お店の評判を落とすことに繋がるかもしれません。

ミスはできるだけなくすためには、営業中を想定した、接客・注文・調理・盛り付け・精算などのオペレーションについても、何度も練習を繰り返しましょう。体に叩き込んでおくことが大切です。調理以外の注文や精算などの事務的な作業のシミュレーションも怠ってはいけません。納得できるまでリハーサルをしてから本番に臨むのが理想でしょう。

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3-9 キッチンカーの宣伝について

 
キッチンカーは、お店自体が看板のようなものです。そのため人に見られる場所へと出店することがアピールに繋がりやすくなります。定期的に同じ場所へ出店することでリピーターの獲得も目指せます。顧客層が集まる立地にはダメ元でアタックすること。まずは交渉することです。

街中やイベントへと出店するキッチンカーは、注文から商品のお渡しまでお客様とコミュニケーションを取ることができます。スタッフでお揃いのTシャツを着る・掲示するメニューのデザインにこだわるなどして、お客様の目を惹きつけましょう。その上で、全員が気持ちのいい接客を心がけて、お店全体の印象をよく保つ努力をしましょう。お客様の顔を覚えるのも重要です。

合わせてネットやチラシを活用しての宣伝を行うことも大切です。

提供する料理の味を気に入ってくれたお客様と良い関係を築けていれば、お店のSNSの投稿を拡散してくれたり、家族や仲間を連れてきてくれたりすることもあります。これは大きな励みになるでしょう。

チラシの配布も印象に残ることがあるものです。店舗で配るチラシには商品のイメージ写真を多く掲載しましょう。また可能であれば次回の出店予定・定期的な出店の方法を掲載すると、お客様の次回来店のきっかけにもなります。もしくは出店予定を確認できるSNSへのリンクを掲載するのもよいでしょう。

チラシに載せる文章にもお店を身近に感じてもらう工夫をしていきましょう。同じ場所で定期的に出店するなら、スタンプカードを作るのもリピーターを獲得するよい方法といえます。お客様にとってお得感があって、来店の動機になりやすいです。財布などに入りやすいカードサイズのものを用意するといいでしょう。

固定客の獲得を目指して、いろいろ工夫しましょう。

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3-10 キッチンカーの店名や看板でセンス良く目立つには?

 
キッチンカーを印象付けるのに大切なのが、店名やロゴ、そして看板や照明です。ですが「ただ目立てばよい」というものではありません。今回はお店としてのセンスの良さを感じさせつつ、印象付ける目立たせ方をするためのヒントをご紹介します。

店名やロゴはお客さまにすぐに覚えてもらえるものを選びます。長すぎず商品をイメージしやすいもの。または他のお店にはないようなユニークなものでも良いですが、取り扱う商品とあまりにもかけ離れるようであれば、店名を再考するかロゴによる見せ方の工夫を視野に入れてください。ひとりで決める自信がなければ、デザインのプロや友人知人に相談してみてもよいかもしれません。外観デザインや内装デザインとの統一感、バランスも考慮して決めていきましょう。

小道具として有効なのはお洒落で目立つタイプの看板やポスターなどです。タペストリーやのぼり旗もよく使われます。上手に使えばお店の名前やキャッチコピー、おすすめメニューなどの魅力を伝えられます。また立て看板は、木製などのお洒落なものから黒板タイプの物まで種類豊富です。黒板タイプやホワイトボードタイプなら、日替わりメニューなどの細かい情報を随時書き換えることができるので便利です。イラストを描き込むなどの工夫をすれば、より一層お客さまの目にとまるでしょう。

ほかにも工夫したいポイントがオシャレな照明使い。夕方以降の時間帯に営業する場合、または日かげで営業しなければいけない時に、「光」の演出が必要です。センスよくライティングしたり、看板をライトアップして店名やメニューなどの情報を際立たせたり、光を上手に使った演出で工夫します。周辺全体が明るい雰囲気になる他、お客さまの目にもピンポイントでお店の存在が飛び込んできやすくなります。蛍光灯タイプのもので全体を照らすだけでは補助照明のようで少しさびしげに映ってしまうかもしれませんが、白熱球タイプの照明器具を数個散らして使えば、ぬくもりのあるオシャレな空間に早変わり。車両の各所に簡単に取り付けられるクリップタイプの照明器具がおススメです。


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3-11 キッチンカーで人気の移動式カフェ

 
お洒落な雰囲気の珈琲チェーン店が定番化したこともあって、カフェは根強い人気を持っています。

固定店舗に限らず移動販売界でもコーヒーを中心としたカフェ系のお店が人気です。短時間の休憩タイムやちょっとした空き時間に気軽に立ち寄ってもらえるドリンク専門のキッチンカーはもはやお馴染みでしょう。

抹茶オレやチーズティー、フルーツいっぱいのスムージー、タピオカドリンクなどのユニークなメニューが毎年登場しては話題を集めています。特にテレビや雑誌、インフルエンサーにとりあげられて話題となり、若者らの消費行動に一役かっているケースも少なくありません。

移動式カフェの王道といえばコーヒー専門店です。コーヒー専門店の起業家には若いオーナーからこだわりの強いベテランオーナーまでさまざま。独自の営業スタイルで地道に努力を重ねている方が少なくありません。

自家焙煎したこだわりのコーヒー豆を使って味と風味で勝負する本格派。またはインターネットを活用してオリジナルメニューをうまく宣伝しながら若者のファンを絶やさないバリスタ。なかにはコーヒーに合うスイーツを強みにライバル店に差をつける女性オーナーもいます。

種類にもよりますが、ドリンクはフードに比べて新規メニューに対応しやすいものも多いです。移動式カフェは宣伝次第で売り上げアップのチャンスが少なくない業態と言えるでしょう。

またドリンク類は落ち着いて飲めるスペースが求められるケースもあります。そのため商業施設や公園などでは、座れるスペースが見つけやすい場所選びにも工夫が必要です。

一方でランチ弁当といったフードに比べれば、ドリンクの単価は高くありません。短時間では1日の売り上げ目標に達することができないため、長時間営業がさけられないといった側面もあります。

カフェっぽい雰囲気を残しつつ、飲み物とあわせてフードメニューを販売するのもよいでしょう。オフィスや自宅で食べることを想定した弁当やファーストフード、おやつ時に気軽に食べられるお菓子など。

ただしメニューは増やせばよいというものではありません。増やすことにより食品ロスが増えたり、調理の手間が煩雑になったりする可能性もあります。メニュー考案段階でよく検討するのがおすすめです。


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3-12 キッチンカーの営業時間決定について

キッチンカーの営業時間というのは、出店状況に合わせて考えなければなりません。自分が扱うメニューが求められている場所はどこで、どのようなお客様が利用するかを想定してみましょう。

ランチメニューやカフェドリンク、夕食の食事だとすれば、平日のオフィス街への出店が考えられます。この場合は、ドリンク類は出勤前の8〜10時くらい、ランチは11〜14時くらい、夕食には18〜22時くらいが営業時間としては妥当といえます。OLやサラリーマンの帰宅時間帯を想定して、アルコール類とおつまみを出す場合は、深夜まで営業時間を設定するのもいいでしょう。

キッチンカーは、リピーターを獲得するまでが大変と言われています。そのための第一歩として出店エリアのお客様にお店の存在を認識してもらい、信頼してもらうことが大切です。営業時間を設定したら、決まった時間、曜日に同じ場所に出店することが鉄則であり、遅刻や臨時休業は得策とはいえません。いつも同じ時間に居るというのが安心感となり、大きな信用になっていくのです。そうしてようやく買ってみようかなという意識につながります。

客足が天候に左右されやすいという面も見逃さないようにしましょう。出店場所によっては、雨の日は売上が激減したりします。また出店自体が難しくなることもあるでしょう。そのため軌道に乗るまでは定休日を設けないで、雨の日以外は休み無しで営業する店が多いというのが現実です。出店の機会を最優先して、休みは後から考えるわけです。長期的に出店できる場所はもちろん、イベントのような短期でも、出店する機会を一日でも逃すことはできません。この場合、定休日の確保は経営が軌道に乗ってから考えることになります。

ですがいくら早く軌道に乗せたいからといって、あまりにも無理をしすぎては長く営業を続けていくのが難しくなります。まずは無理なく続けられる範囲での時間帯を設定し、状況をふまえて調整するのもよいでしょう。


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3-13 キッチンカーメニューをアレンジするヒント

キッチンカーという移動販売営業では、ほとんどの方が聞いたこともないような斬新なメニューやこだわりの強すぎるマニアックな料理で成功するのは難しいです。固定店舗のレストランやカフェ、スーパーなどとは違って、営業時間も開店場所も限られているため、ターゲットとすべきは不特定多数の消費者です。なるべくたくさんの人から好まれるような定番メニューを販売した方が、安定した需要が見込めてビジネスとして成立しやすいです。

実際に既存のキッチンカーにおける人気メニューは、ランチ弁当、カレー、ラーメン、オムライス、丼物、サンドイッチとお馴染みの料理が勢揃い。そういったメニューを自店流にアレンジする場合、あくまで定番とされる域を出ない範囲に留めるのが理想でしょう。

主商品として定番メニューを選んだら、次はそのメニューをどう展開するか、他のメニューとどのように組み合わせるかを考えていきます。メニュー構成はそれぞれのキッチンカーの腕の見せどころです。

たとえば、調理・仕込みのしやすさやといった作業効率を重視したいオーナーなら、どんなメニューの組み合わせがベストでしょうか。成功させるための戦略はいろいろ考えられますが、ひとつのパターンとして、メイン料理1品とそのアレンジ料理数品、といったメニュー構成にしてみる方法があります。メインメニューが定番のカレーなら、サブ商品は野菜カレー、チーズカレー、ポークカレーとトッピングを変えるだけで良いのです。メインがオムライスならホワイトソースを加えたドリアをサブメニューに、焼き鳥がメインメニューなら焼き鳥丼をサブメニュー。主力商品に少しだけアレンジを加えたサブ商品を作ることで、仕込み時間を短くできて効率のよい商売ができます。

メニューが多すぎると、スペースや人手が限られたキッチンカーでは提供が難しい上、食材ロスも出やすくなります。ですが顧客ニーズの観点からもあまりにメニューが少なすぎるとすぐに飽きられてしまう可能性があります。もちろんあえて1点特化で勝負した形での成功例も存在しますし、状況に応じて正解は変わります。

リピーターの獲得を目指し、メニューのアレンジや構成には知恵を絞りましょう。


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3-14 キッチンカーの周辺調査とテスト出店

移動販売のキッチンカーは、許可さえ取得できれば私有地での販売も可能です。キッチンカーが出店可能な「私有地」としては、ビルや店舗の駐車場、遊休地といった空きスペースが主流です。キッチンカー営業を長く安定的に続けていくためには、このような「私有地」を見つけて契約する必要があります。契約内容はさまざまで、必要に応じて所有者または管理者に賃料を払うことになります。希望する繁華街やエリアがあれば、オーナー自らその周辺をくまなく歩いて適した空きスペースがないかどうか調べてみましょう。

出店候補となる場所に見当をつけたら、できれば契約前に周辺調査をおこなうことをおすすめします。現地に行くのは出店を予定指定している時間帯にし、平日、土日それぞれの客層や人通りや周辺住人の行動などしっかり把握しておきましょう。近くに飲食店やコンビニ、オフィスビルがあるかどうか、他店の出店状況も調べておくこと。営業を予定している時間帯に近くのコンビニやファーストフードではどんなものが買われているのか、何が注文されているのか、自分の目で見ておくことが大切です。

出店したい場所、出店できそうな見込みのある場所が見つかったら、所有者や管理者を探して問い合わせて交渉してみましょう。その際は相手側のメリットとなる条件を明示できるように、事前にしっかり準備してのぞみたいものです。はじめの契約次第でテスト出店も可能ですので、実際に出店してみて手応えの有無を確認しましょう。

出店場所には、キッチンカーまわりにちょっとしたスペースを確保することも重要です。お店の四方に3人以上は並べるような空間が作れそうかどうかイメージしましょう。お店に立ち寄ってくれるお客さまがホッとくつろげるような空間づくりは必須です。もし許可を取れた場合は、飲食スペースとなる折りたたみテーブルやビール瓶ケース、プラスティックの椅子などを置いて見てお客さまの反応を試すのもよいかもしれません。


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3-15 キッチンカーのネーミング

キッチンカーのイメージを決める要素は多数ありますが、最も大きな要素はやはりネーミングです。お店のネーミング、商品のネーミングの印象で売上は大きく左右されます。

商品のイメージを伝えるにはシンプルなものが一番です。お店の名前は、短めでシンプルなものがいいでしょう。インパクトも重要ですが、長すぎたり覚えにくかったりというものは、避けたほうが無難です。

英語の表記を用いる場合は、どんな人でも読めるような馴染みのある単語を選びましょう。たとえば「アジアン◯◯」とか「◯◯弁当」とか「◯◯カフェ」であれば、何を扱っているかすぐにわかるぐらい、お客様に認識してもらいやすくて親しみのあるものです。

とはいえ、オーナー自身が納得するのが一番ではあります。愛着のある名前であることが大切です。どんな店にしていきたいかイメージをふくらませるのも大切。長く付き合っていけるネーミングを考えましょう。店名が決まったら、各メニューの名前やイラストやキャラクターといったものの組み合わせを考えます。

ロゴのデザインについて
希望のイメージをぴったり表し、かつ訴求力のある名前を決めたら、ロゴやデザインをしてパッケージや車体などさまざまなツールでアピールしていきましょう。自分でのデザインが難しい場合、プロのデザイナーにイメージを伝えてロゴやデザインを仕上げてもらう方法もあります。

店のシンボルとなるロゴのデザインはかっこよくするか、可愛くするかといったこと、商品や店舗のイメージに合わせて2〜3案ほど出しましょう。自分で考えるだけでなく、知り合いや家族に意見を聞いてみるとアイディアがまとまりやすいかもしれません。

デザインが決まったら印刷所に依頼することで、パッケージや包装紙、シールなどに加工することができます。ロゴが決まったらキッチンカーにペイントを依頼することも可能です。


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